イーブイサロンに参加してきましたー!
前の記事と時系列的が前後してしまうのですが、9月11日にトーナメントセンターバトロコ 高田馬場で開催されたイーブイサロンに参加してきました!大満足!
お待たせしました! #ポケカ初心者 さん向け交流対戦イベント"イーブイサロン"の参加者を募集します!
— 山崎あらた (@arata_yamazaki) August 30, 2018
参加希望者はこちらから申請をお願いします!https://t.co/qUSsjLQLc2
ポケカ初心者同士の対戦交流会です!
みんな初心者だから安心!
詳しくはこの上のツイートを見てね! pic.twitter.com/YfzUOEagbQ
初心者向けイベントなら自分向けだな、と思い参加しましたが、後で聞いたところによると事前アンケートでのイベント参加経験は自分がずば抜けていてもはや初心者と言えない域であったとのこと…ちょっとしたアイデンティティークライシス気分笑
CL直前だったので持ち込んだのが例のブラッキーちゃんデッキの改良前。
CLで使用したものに比べると、ニューラがHP60の物であること(これよりさらに前にウツギ博士を採用していた名残)、あなぬけのひもがなく友達手帳が採用されていること、ニコタマが1枚多くシロナが1枚少ないことが違います。
このデッキを使って4戦4勝。お相手の事故に助けられた場面も多かったですが、デッキの動かし方を確認できてよかったです。以前ポケモンセンターメガトウキョーのフリーバトルで対戦し負けたお相手にリベンジすることができて嬉しかったです!
他に「今日は練習しません」で使ったアローラサンドパン+ジュペッタデッキにその後出たウツギ博士を加えた改良版を一度使用。その時のお相手がこれまた「今日は練習しません」で一度お会いしたとぅんさん(とぅん@ポケカ垢 (@toon_pokeka) | Twitter)。色々なイベントを通じて皆様とのつながりが広まっていることが感じられてうれしかったのですが、肝心なのはその勝負。
お相手もアローラサンドパンを採用したデッキ。さらにマリルリのみずたまさがしで盤面にエネルギーが大量にたまり賑やかに…
(みずたまさがしで7エネ加速されるの図)
かわいらしいポケモンたちを攻撃することを躊躇していると突如ビリジオンが現れ…
ブリーズアウェイGXですべてを手札に戻してそこからアンノーンのHANDを決められてしまいました!これにはやられたこちらも爆笑&感動!!🤣🤣🤣お互いのアローラサンドちゃんたちは一切傷つかない平和かつ素敵な一戦でした!
勝負の後はデッキ診断も行っていただきました。サイド先行されたときに巻き返しが難しいであろうこと、そのためにかたきうちに頼らず殴っていけるポケモンを探すべきであること、ドローソースが足りなさそうであること、などを指摘していただきとても参考になりました!本当にありがとうございました!!
初心者に向けた和やかな対戦交流の場でありながら、皆様気合の入ったデッキを使用されていて高レベルな戦いを楽しむことができました。もちろん例の一戦も最高に楽しかったですしデッキ改良のアドバイスもとても助かりました。そんなわけで、ガチもネタも楽しみたい自分のような欲張りの要求にもこたえてくれる最高に素敵なイベントでした!
初心者の皆様に是非お勧めしたいこのイーブイサロン、もしかしたら今後参加側で無く主催側をお手伝いできたら楽しいかなと思ってみたり…!
主催の皆様、参加された方々、お店の方、本当にお疲れ様&ありがとうございました!!
まさみ
チャンピオンズリーグ2019東京に参加してきました! 437位
2018年9月16日に東京ビッグサイトで開催されたチャンピオンズリーグ2019東京マスターリーグに参加してきました!7月11日にポケカを初めてから2か月と5日にして初の大型大会参加!
朝8:15集合ということで朝5時に起き、物販待機列という罠にハマり遅刻しかけましたが何とか会場入り。その後トイレメガバトルを制し長い説明を聞いてやっとスタート。余り緊張はありませんでした。
今回使用したのはブラッキーちゃんデッキ。
ひたすらかたきをうつのがシンプルで強そう、というのが出発点。環境に多くいるであろうと読んでいたロストマーチに強く出られるように、後1or先2に安定して40ダメージを与えることを意識してみました。
エナジー進化のおかげで実質たねポケモンなブラッキーちゃんから1エネで繰り出される原野込みかたきうちの130がホワイトキュレムや小マッシブーンなど大抵の非GXに対して十分な火力であり、GXとはマニューラやフーパで戦いつつ隙あらばデスカウントGXを狙っていこう、とぼんやり考えていたのですが…それはあくまで絵に描いた餅。練習を通じて本当にそれができるのか試すべきだったのですが、時間や環境が許しませんでした…
https://www.pokemon-card.com/deck/confirm.html/deckID/YxY8aD-jNCPNa-cxx8cc/
じならしマグカルゴのような多すぎる選択肢やダメカン載せ替え系などは、25分制限もあって頭の足りない自分には使いこなせないなと以前から感じていました。
そんな中、任意サーチがボールとテテフしかはいっていない愚直にエネをつけて殴るだけの比較的簡単なデッキをつかったのは個人的にはとても正しい選択だったと感じています。まあそれでもプレミしまくりましたが…
というわけで簡単な戦績レポを
①○ vs妖バラマキ 6-2
②○ vsルガゾロ 6-5
③✖︎ vsルガゾロ 2-6
④✖︎ vsアゴドーン 2-6
⑤○ vsソルアロキュウ 6-2
⑥✖︎ vsゾロマニュ? 5-6
3勝3敗で予選ラウンドの3敗強制ドロップで終了でした。
1200人程の参加者の中で437位。CSPをもらえる圏内に入ることができました。
ロストマーチとは6戦中一度も当たらず、読みを盛大に外した形になりました…相性の悪いばらまきに勝ち、二戦目をデスカウントGXで勝って勢い付いたのも最初だけ。上手いルガゾロに対してはデスカウントGXを撃てるチャンスを見逃すプレイングミスをし、全く相手したこともなく強さを知らなかったアーゴヨンズガドーンにはこんな動きをするのかと感心しつつ、酷い事故に指をくわえながら負けてしまいました。強いとわかり切っていたはずのゾロアークに対してちゃんとした勝ちプランがないままに大会に臨んでしまったのは大いに反省点です。
5戦目のお相手は制限時間残り1分でサイドこちら1枚お相手4枚の状態から勝ちにつながらないまんたんのくすりを使用。時間切れは両者負け扱いでありその時お互いすでに2敗の状態。3敗強制敗退での道連れを狙った悪質な遅延ではないか?、と冷静さを欠いてしまいパニックになりかけながら時間切れ。ラストターンでも悪態をつくのを我慢するほどにイライラとしてしまいましたが、しばらくしてから引いたグズマで勝っていることになんとか気が付くことができてよかったです。お相手が何を考えていたのかはわかりませんが、自分が感情的になってしまったのは問題であり反省しなくてはいけないなと強く思います。
明確な事故は4戦目だけだったので、そういう意味で最低限のデッキ構築は出来ていたのではないかと自負しています。ブラッキーがポケモンとエネの2枚で動けることから手札消費が少なくすむため、ドローソース少な目でもうまく回せたのではないかと思っています。
結果的に、初心者な自分が自分で考えたデッキを使って3勝できたのは正直予想よりはるかに良い結果だったのではないかと思います。練習量、プレイング、環境読み、知識、その他諸々の面で改善したい点を挙げればきりがないですし、悔しさも残りました。が、今は素直に喜びたいです!!
大会本戦以外にもCLの会場にはたくさんの展示物やイベントなどが用意されていて、楽しく過ごすことができました!特に、大好きな森井ユカ先生の粘土人形たちの原物(思っていたより大きかった!)や、こみやともかず先生の原画が見ることができたのは本当に貴重な体験で行ってよかったなと思います!
(こみやともかず先生の原画と、並べるのもおこがましい自分の描いたへたくそなマイナンちゃん)
今回初めて手に入れたCSPを生かせるよう今後も頑張ります!
まさみ
第1回「今日は練習しません。」に参加してきました!
2018年8月29日にバトロコ高田馬場で行われた第1回「今日は練習しません。」に参加してきました!とても楽しかったです!!!
主催者様のブログから言葉を借りると、一言で言うのなら「家で友達とやるポケカをやるイベント」です。といっても友達の少ない自分にとっては参加するまで「家で友達とポケカをやる」という事自体が未経験且つ想像の及ばないものでしたが…
今回主に使用したのは「アロパンジュペッタ」デッキ。
(写真を撮るのが下手過ぎて公式画像ですみません…)
アローラサンドパンのとげのよろいを噂のロストマーチ対策に使えないだろうか?そのために足りない10点はジュペッタGXのシャドームーブで補おう。というのが最初の考えだったのですが、いつの間にかジュペッタGXが完全に主役になっていました…シンボラーGXは試しに入れてみたのですが思った以上に活躍してくれて、今後も何かに使ってみたいと思っています。
普段ならここで一試合ごとの記録などを書きたいところなのですが、イベントの趣旨である「練習しないこと」を考えれば、試合内容を一つ一つ振り返りプレイングミスを反省するという形でのレポは無粋でしょう。ぶっちゃけ細かい試合内容は半分ぐらい忘れました。
しかし、スマートスピーカーから流れるピカチュウの歌を聴き、無限回収フォルダに戦慄し、ミニカードデッキに大笑いし、アローラサンドのぬいぐるみに癒され(超可愛かった!!)、そして何より皆様との楽しく興味深い会話を堪能し…新たな出会いの数々がもたらしてくれたこれらの思い出は本当に忘れ得ぬ物でした!!
WCSの熱狂冷めきらぬ中、CL東京などに向けて競技としてポケカを楽しむ人たち向けの場が活気づいています。そんな時期にこのような場を用意してくださったベテランのオーガナイザー様方に改めて感謝したいと思います!もちろん他の参加者の皆様もお疲れ様でした!そしてありがとうございました!
ボッチの自分にも友達の何たるかが少しわかったような気がします
まさみ
イトマルのおはなし
このカードのフレーバーテキスト(もとはムーン版の図鑑文らしいです)にある「漁師」がイトマルのことだったら可愛いなあ、という事で書いて見ました。
ちいさなイトマルのおはなし
「どうして人間さんたちは僕たちの糸を集めるんだろう?」
ちいさなイトマルはふと不思議に思いました。
「私たちの糸は丈夫だから、それで網を作るのよ」
アリアドスお母さんが答えて言います。
「網?」
「そう。それで漁師さんがお魚さんを捕まえるの」
「わー!僕もやってみたい!!」
イトマルが目を輝かせます。
「大きくなったらね」
お母さんはニッコリと答えました。
その夜、イトマルは夢を見ました。イトマルは、まだ上手に出せないはずの丈夫な糸を沢山出してより合わせ、それを紡いで大きな網を作ります。そして、近くの川へ行ってそれをしかけました。じっと待っていると…
!
すごい手応え!イトマルは頑張って網を引っ張ります!魚ポケモンも負けじと暴れますが、丈夫な糸から作られた網は破れる様子もありません。
「あと…少し…!」
魚ポケモンが疲れたのか少し網が軽くなりました。イトマルはそれを一気に引き上げます!そして…
「お母さん!?目が覚めちゃった!あと少しだったのに」
「おはよう、坊や…何が捕まりそうだったの?」
アリアドスお母さんは優しく聞きました。
「でっかいやつ!あれは絶対カイオーガさん!ううん、ホエルオーさんだったかも!!」
「うふふ、それともギャラドスさんだったかも」
「それとね!それとね!…」
夢から覚めてしまっても、イトマルはとても嬉しそうです。背中の模様も、心なしかニッコリしているように見えました。
初心者の初心者による初心者のためのポケカの話
ポケカ歴1ヶ月の自分が今まで調べたり教えていただいたりしたポケカの用語を他の初心者の皆様にもおすそ分けしたい、という記事です。
「ポケカの対戦で勝つ」ということを段階に分けて分解し、それぞれの過程においてどんな考え方が使われているのか…的な事を解説してみようと試みましたが果たして…
目次
-
手札を増やそう
-
エネルギーを付けよう
-
妨害について
-
勝利しよう
-
最後に
1. 手札を増やそう
カードゲームは端的に言えば状況に応じた強いカードを使えば勝てる。ただし、基本的にはそのカードが手札になければ使えない。ではどうするか、手札にそのカードを用意するためにどのような手段が使われるのだろうか。
- ドロソ:手札を増やす手段の主たるもの。ドローソースの略。手札が増えるということは強いカードを引く可能性も増えるということであり、そしてより多くの選択肢が生まれることが勝ちにつながる。逆に言えば、ドローは手段であり目的ではない。主にシロナやリーリエ、ハウなどのドロー系サポートを指す
- サーチ:ただカードを引くドロソに対し、山札から特定のカードを手札に加える(もしくは場に出す)こと。ポケモンをサーチするボール系のカードやサポートをサーチするカプ・テテフGXの特性ワンダータッチ等が有名。ランダムにドローするよりも状況に応じたカードを使い分けられるためサーチの方が基本的には優秀であるが、ドローよりも要求されるコストなどが重かったり手札に加えられる枚数が少なかったりする場合が多い。
- トップ操作:自分もしくは相手の山札の上のカードを並び替えたり見たりと干渉すること。例えば、マオやマグカルゴのじならしでデッキ内の任意のカードを山札の上に置ことで、次に使うドロー手段が疑似的なサーチとなる。しかし、逆に言えば他のドロー手段がなければ山札の上に置いたカードを手に入れるのは次のターンとなり、そこに隙が生じてしまう。故にトップ操作は使用するデッキを選ぶ。
- 回収:トラッシュにある任意のカードを手札(もしくは山札)に加えること。サルベージとも。どんなに強いカードもあるだけ使い切ってしまえば使えない、その問題を回収による再利用で解決できる。山札ではなくトラッシュを対象としたサーチとも考えられる。他に特殊なサーチとしてサイドを対象としたサーチに相当するグラジオなども。ちなみに、アセロラなどで自分の場のポケモンを手札に戻すことも回収と言われるが、それとは別。
- 圧縮:デッキ内における引きたいカードの割合を上げてドローによってそれらを手札に加える確率を上げるために、引きたくないカードを山札から減らすこと。例えば、シロナを使用する前にその状況では不要なグッズを空撃ち(無駄使い)してその後のドローで有用なカードを引く確率を上げたりすることなど。
- 事故:その時使えないカードばかり引いたり、例えばドロソやエネルギーを全く引けず動けない状態になること。手札事故、エネ事故とも。ドロソ、サーチ、トップ操作、圧縮などはこの事故を防ぎ解決するためにも使われ、デッキを組む際には極力この事故が起きないように作るのが基本である。逆に、ドロソなどを活用し必要なカードを十分に用意できる状態を「デッキが回っている」という。
ポケモンカードでは相手のポケモンをきぜつさせることでサイドを取る=手札が増える。繰り返しになるが手札が増えると言うことは欲しいカードを引く可能性が増えるということ。勝っている方がより有利になる変なルールとたまに言われるのはこのこと。
ここであのカードがあれば勝てるのに…という経験、皆さんにもあるのではないだろうか。色々な手段を駆使し、その欲しいカードを手札にどう持ってくるかが一つの腕の見せ所だろう。
2. エネルギーを付けよう
強いポケモンで強い技を使おう。そのためには基本的にエネルギーが必要だ。ただしポケモンカードでは1ターンに1枚しか手札からエネルギーをポケモンに付けることができない。そして強いデッキの多くはこの問題を解決する手段を持っている。
- 手張り:手札からエネルギーを自分のポケモンにつけること。1ターンに1度しか行うことができない貴重な行動。
- 加速:手張り以外の方法でポケモンにエネルギーを付けること。エネルギー加速、エネ加速とも。色々あるので列挙するのは避けるが、カラマネロのサイコリチャージやアクアパッチなどが有名。基本的には技を使うためにエネルギーを加速させたいので、手段と目的が逆転してしまう技による加速より、特性やトレーナーカードによる加速の方が強いと言えるだろう。ただし、1度に5枚も加速できるゼラオラGXのフルボルテージGXやサーチと圧縮を兼ねているアルセウス◇のトリニティスターなどの強力なエネ加速技はこの限りではない。
- ニコタマ:ダブル無色エネルギーのこと。手張り1度でエネルギーが2つ付くということはこれ一枚で加速も兼ねているようなもの。強い。もちろんポケモンたちや技は基本的にこのカードの存在を前提にデザインされているので、万能ではない。
少ないエネルギーで直ぐ動ける(=軽い)ポケモンで戦っていく事も勿論強力な戦法の一つであるが、強い技の多くが複数のエネルギーを要求するのも確かであり、それを支えるのが加速である。
3. 妨害について
強いポケモンを引いてエネルギーを加速し殴れば勝てる。基本はそれであるが、カードゲームはそれだけでは終わらない。ここで活躍するのが妨害である。
- エネ破壊:主に相手のポケモンについているエネルギーをトラッシュすること。クラッシュハンマーなど。
- ハンデス:相手の手札をトラッシュしたり山に戻したりすること。手札破壊、ハンド・デストラクションの略。相手の手札を見て選ぶもの(ピーピングハンデス)、と相手の手札を見ないで選ぶもの(ランダムハンデス)があり、前者の方が強いがより厳しい条件を要求されたり枚数が少なかったりしがち。
- ハンド干渉:相手の手札に干渉すること。そのまんま。例えば、アローラロコンのみちしるべやニンフィアGXのマジカルリボンなどの技によるサーチはそのターンにサーチしたカードを使用できない。そのタイミングで、ジャッジマンなど相手の手札を山札に戻し引き戻すカードを使用することで前のターンに相手が行ったサーチを無かったことにすることができる。これが、ハンド干渉である。相手の山札を切らせるということは、相手の行ったトップ操作に対する妨害も同様に行うことができる。
- ロック:相手の特定の行動を封じること。主に相手にグッズの使用をできなくさせるグッズロック、特性を封じる特性ロック、特性による攻撃のロック等がある。条件によっては相手を詰ませる(何もできなくさせる)事も。
- LO:山札がなくなること、なくすこと、それを目的としたデッキの事。ライブラリーアウト。山札の残り枚数が0の状態でターン開始時のドローをしようとした時点で負けである。妨害だけでは勝てないのでこれを勝ち手段として採用するデッキもある。
これらの妨害は組み合わせて使われることも多い。そしてこれらは、特にロックは相手の行動の選択肢を狭める、つまり相手の有用なカードを減らすことになる。これによって妨害を使用された側は疑似的に事故の状態に陥ることになるとも言えるだろう。
しかし、妨害は相手がどのような行動をしようとするのか、どのようなデッキがあるのかを把握していないと使いづらい。故に妨害は初心者向けとは言い難いが、このようなデッキタイプが存在することを知り、これらの妨害を打開する手段をデッキに用意することは重要だろう。具体的には、GXポケモンを主体としたデッキを組む際、バンデットガードを持ったフーパの存在を意識して非GXのサブアタッカーをデッキに組み込んでおくことなどが分かりやすい例だろうか。
4. 勝利しよう
強いポケモンを手札に用意し、場に出し、エネルギーを付け、相手の妨害も潜り抜けた。さああとはサイドを取りきって勝つだけだ。
- サイドレース:サイドを取り切れば勝ちである、しかしそれはもちろん相手より早くやらなくてはいけない。このサイドを取る速さを競う考え方をサイドレースと呼ぶ。基本的にサイドレースを制することがポケカにおける勝利である。特にGXポケモンがきぜつした際にサイドを2枚とる/とられることは重要であり、非GXポケモンとの殴り合いでいかにサイドレースを制するかがGXデッキの課題となることが多い。
- 火力、打点:相手に与えるダメージの事。火力が高い、打点が高いというのは与えるダメージが多いという意味。多ければ多い方がいい…と思うかもしれないが、必要以上に多量なダメージ(=オーバーキル)はそのために使うカードやそれを用意する手段を浪費してしまっている場合も。相手をワンパン、ツーパンができるダメージ量が程よい目安となる。火力を引き上げるためのカードたちは火力補助やパンプアップと呼ばれ、ラランテスの特性であるにほんばれや、エレキパワー、こだわりハチマキなどが有名である。
- ワンパン:主にダメージカウンターが載っていない=HPがまんたんの状態で技を受け1ターンできぜつすること。2ターンかかればツーパンである。ワンパンされなければ回復やにげるを使う機会があるが、ワンパンされればそうもいかない。色々な火力補助や弱点を活用し、相手をワンパンすることを目指したい。例えば、非GXとGXのポケモンがお互いにワンパン状態(もしくはお互いにツーパン状態)であれば、非GX側がサイドレースにおいて有利であると言える。
- ばらまき:相手の場全体、もしくは複数にダメージカウンターを広く浅く載せていくこと。カプ・コケコの回転飛行などに代表される。その前後に使う技の火力をおぎなったり、ダメージカウンターを操作するタイプのデッキでよく使われる。サイドレースに直接関与するというよりそれを助けるのが主な役割だろう。
- 狙撃:主に相手のベンチのポケモン単体へダメージを与えること。ベンチにいながらドロー、サーチ、加速、火力等を補助する特性持ちのポケモンたちを倒せると相手の選択肢を減らし、結果的にサイドレースを有利に進めることにつながるだろう。勿論ダメージを受け逃げたポケモンに狙撃で追い打ちをかけたり、ベンチポケモンを狙撃でワンパン、ツーパンしてサイドを取っていく事も強力な選択肢である。
- グズマ:用語ではないが、現在のポケモンカードにおいて一つの大きな勝ち筋となっているカード。あとサイドを1枚か2枚とれば勝てるという場面で、相手のベンチのポケモンを呼び出しそれを倒すことはサイドレースを勝ち切る手段としてとても有効である。特に終盤はお互いにこのカードを使う、使われることを想定して考えることが多い。
5. 最後に
欲しいカードを手札に引き込み、必要なエネルギーをポケモンにつけ、サイドを相手よりも早く取りきって勝利する。当たり前の事ではあるけれど、強い人・強いデッキはそれを達成しているから強いのだろう。この基本を見つめなおす助けとなれば嬉しい。
あくまで初心者の書いた記事なので、自己流の解釈や間違った思い込みなども色々あるとおもいます。ご指摘していただけると嬉しいです!
まさみ
「出張!ゆめいろママの殿堂お料理教室inたからばこ」に参加しました!
2018年8月13日にホビーショップたからばこさんで開催された殿堂お料理教室に参加してきました!
イベント概要は主催者様のブログにて
自分にとって殿堂レギュレーションもキューブドラフトも全くの初体験。出てくるカード一枚一枚が驚きと発見の連続でした。メガ進化、Lv.X、BREAK進化などのシステムやポケボディー、ポケパワー、特性の違いなど、自分が知らなかった事について主催のゆめいろさんから最初に丁寧かつ端的な解説がありとてもとても助かりました!
今回は、ドラフト前にランダムなGXポケモン若くはそれに相当する強さのカードが一枚づつそれぞれに配られたのですが、そこで自分が手に入れたのはサーナイトGX。当然それを活用する事を考えてピックをしようとしたのですが、知らないカードの数々と慣れないドラフトにすぐ頭がパンク。半ば訳が分からなくなりながら使われて嫌なカードとサーナイト関連をなんとか集め、気がついたら大量の妨害系サポートが手元に。
結果、何とか出来上がったのがこちらの「妨害系サーナイト?」
手札破壊やエネ破壊系のサポートカードを使いながらサーナイトで戦い、あわよくばブリリアントサーチやトワイライトGXでそれらをサーチ、回収しようというのがコンセプトです!…というのは完全に後付けで本当はただ流れでこうなってしまいました。一枚一枚の採用理由が説明できずフィーリングで組んでしまったのは反省点です…
それでは対戦の簡易レポを
1戦目 vsあとむさん 勝ち 6-0
#殿堂お料理教室 参加のあとむさんのデッキ!
— ゆめいろ@8/13お料理 (@yume0154tcg) August 14, 2018
私のジュカインと同じく打点不足がつらそうでしたがレシピパッと見だと強そうなんですよねー!
「カオティックスターで1枚だけつけたいのでジャッジお願いします」「はーい」 pic.twitter.com/IzY5PIuux1
お相手は超版みつりんのぬしであるサイコミラージュサーナイトを活用した超デッキ。ドラフトで回ってくるはずと思っていたキルリアが回ってこなかったのは何故だったのかここでわかりました。開幕、お相手がドロサポを順調に使ってくるのに対しこちらは初めの3ターンほどラルトスでみらいよちを撃つしかやることがない事故。しかし、お相手も引くだけ引いて動けなかったのかこちらのベンチにMサーナイトEXが立つまでラルトスが場を持たせてくれ、そのままMサーナイトEXとアメで立てたサーナイトGXで押し切り勝利。お相手の反撃チャンスであった麻痺をリカバー・エネルギーでうまく解決できたのは運が良かったです。
2戦目 vsゆめいろさん 負け 4-6
ジュカインネンドールで流石に優勝やろ!!!
— ゆめいろ@8/13お料理 (@yume0154tcg) August 13, 2018
って思ってたらのうやくさんにわからされました。いれかえないのが弱かったです#殿堂お料理教室 pic.twitter.com/FgmoFunuCa
主催者様でもありおそらく一番プールを把握されているであろうお相手のデッキはサーナイトにとって少しやり辛いジュカインたち。自分が先行で初手にやぶれかぶれギラティナを使ったのですが、これは完全にプレイングミス。結果的にお相手がハウを引いたのは仕方ないにしろ、お相手のバトル場にはぱたぱたシェイミがいたので初手で事故らせようというのが土台無理な話でした。その後も手札破壊系のサポートを引けたのですが、その頃にはお相手の場にはすでにコスモパワーネンドールとたいようのめぐみジュプトルが。おいしげるジュカインも立ってエネ破壊も効かず、そのまま毎ターンサーチ&ドローによる安定した動きをされてリソースの差に圧倒され敗北。
また、ドラフト時によく見ずに流してしまったヤミラミのひとまねで序盤に大きくアドバンテージを稼がれてしまったことも問題でした。ピック中の自分の注意力の無さと知識量の不足がこうして敗因の一つとなってしまったことはよく反省し、改善しなくてはなと感じます。
3戦目 vs鯖さん 勝ち 6-0
#殿堂お料理教室
— 一条寺 鯖 (@savasava0715) August 13, 2018
本日のお品書き「ハッサムディアルガ」!(1〜2枚目)
炎が辛すぎるので、サブアタッカーとしてメタモン♢→エンペルトを採用。
結果は1勝2敗。
3戦目、フェアリーサナ相手ハンデス決められて6タテされましたw
推しポケと戦えてメッチャ楽しかった!! pic.twitter.com/3XXUuCxZtc
お相手はタイプ不利なハッサム系。しかし2ターン目に巨大植物の森を割りつつ手札が3枚であったお相手にわるいおねえさんを決め、ドローゴーで返された次ターンにギンガ団のマーズで畳み掛け、更に裏で育てようとしていたハッサムにプルメリ、と妨害サポートで完全にペースを握りました。そのまま順当に勝利はしたのですが、最後に無駄なプレイングミスをし、確定勝利の場面で運に頼った勝ち方をしてしまうなど、すこし不甲斐ない終わり方となってしまいました。ただ、ここに来てようやくデッキのコンセプトが発揮できたのは嬉しかったです。
結果は2勝1敗。二度の勝利がどちらもストレート勝ちであったのも嬉しいですが、勝ち負け以上に知らなかったカードたちとの出会いとそれをなんとか使って戦えたことが大きな収穫だったと思います!
殿堂レギュレーションという興味があってもなかなか手を出し辛い環境への入門の場として、この殿堂お料理教室はとても素晴らしい企画だと思います。普段使ってない頭を久々に使い疲れましたが、お料理教室の名に恥じない美味しいサプライズもあって栄養も補給できました笑。もちろんとてもとても楽しかったのでまたいつか是非参加させていただきたいです!!
主催者様、お店の方、対戦相手の皆様、楽しい1日をありがとうございました!!!
まさみ
ヤナトイナイト6に参加しました!
2018年8月9日にバトロコ高田馬場にて行われた第6回目の開催となるヤナトイナイトに初参加させていただきました。
イベント概要などは主催者様のサイトをご覧ください。
2018年8月9日『ヤナトイナイト6』募集開始 – たいあたりジム
明日、8月11日でポケカを始めて丁度一月となる初心者であり最近のカードしか持っていない自分が選択したのは当然SMレギュレーションの方。その比較的狭いカードプールの中でも迷いに迷い、結局デッキの方針を決めたのは開催日前日、カードをそろえたのは当日の昼というギリギリっぷりでした。
そんな中、今回使用したデッキが「(ほんとは)デッキバウンスサンドフィアー」
アグノムのサイコアブダクション、カプ・レヒレのドリームアウェイ、そしてアカギ◇で相手のポケモンを山札に戻し、それをシロデスナGXのサンドフィアーGXで直接削ろうというのがコンセプトでした。
カプ・レヒレの補助としてしょうりのほしビクティニを、潤滑油としてマッシブーンとディアンシー◇を、全体的に重めのエネルギー事情を解決するためにマツリカとねがいのバトンを入れてみました。
相手のポケモンをデッキに戻すカードとしてはほかにもミロカロスのいつくしむやミミッキュGX・カプ・レヒレGXのGX技などが存在するのですが、前者は条件が厳しく、後者はサンドフィアーGXと両立しないため採用は見送りました。初期段階では他にもマツバの採用も考えていたのですが、流石に欲張り過ぎということでそれも無しに。
デッキ紹介はここまでにして、対戦等の簡易的なレポを(覚えている限り)書いていこうと思います。
1回戦 vsぱにさんの「バナナジャングルデッキ」 https://twitter.com/pani30/status/1027530187196362753
始まる前からスリーブのゴリラに威圧されていました(笑)開始早々となりにスナバァがいるのが見えてテンションが上がると共にネタが被ったのではないかと戦々恐々。お相手のデッキコンセプトがだんだんと分かってくるにつれていよいよテンションは最高潮に。ゴリラがバナナという加速手段を得て華麗に立ち回る様は正に密林の主そのもの。GXマーカーならぬDKマーカーがゴールデンバナナへと変わった瞬間にはもはや感動すら覚えました。とても良い勝負でしたが、サンドフィアーGXがうまく決まったこととお相手の闘弱点に助けられ辛くも勝利することができました。
2回戦 vsFさんの「夏のみずでっぽうぽうぽうぽうぽう...デッキ!」https://twitter.com/fujimosoppu/status/1027550231825534976
横で対戦していたので何となく分かってはいたのですが、実際に目の前に並んでいるところを見るとやはり壮観。みずでっぽうの涼しさが夏に嬉しい見た目も爽やかなデッキでした。開幕早々カプ・レヒレがオクタンのスペシャルほうに倒れるも、ドローソース切れになってしまったお相手のタコやザリガニ(?)たちをマッシブーンで一体ずつ削っていき、その後とどめのサンドフィアーGXで逆転の目であったポケモンたちを悉く狩りつくし勝利。運に助けられました。今年のポケモン映画への熱い情熱を聞くこともでき、必ず見に行かなくてはなと思いました。
3回戦 vsののほほさんの「カヒリは四天王」デッキhttps://twitter.com/Chaotic_Hyla/status/1027575360089546752
まさかのシロデスナGX採用デッキ同士の対戦。SRサポートたちが詰まった豪華なデッキでした。四天王のポケモンたちが勢ぞろいするところを見たかったのですが、勝負は勝負ということでお相手のスナバァに対して無慈悲なサンドフィアーGX。同じ砂城一族にも容赦しない一撃にデッキに残っていたシロデスナGXも巻き込まれ、お相手はケケンカニ一体で戦わなければならない状況に。ダメカンも乗ってガッツハンマーでの自爆か倒されるかしかない盤面、お相手はなんとアセロラを使用。四天王の矜恃を感じる終わり方となりました。
結果的には3戦3勝という好成績で、毎試合サンドフィアーGXも盛大に決めることもできました。しかしアグノムやアカギ◇に一度も出番がなく潤滑油であったはずのマッシブーンばかりが活躍していたのもあって、皆様の愛のこもったデッキには試合に勝って勝負に負けた気でいました。そんなわけでデッキ賞には全く期待していなかったのですが、まさかの卓全員がお互いに一票ずつ入れるという奇跡が起き、バッジまでいただくことができました!!
想定をはるかに超える結果となり未だに実感が伴いませんが、とても嬉しいです!!ポケカ上級者の方々のお話を生で聞けるという機会にも恵まれ、これ以上何を望もうという状態です。初心者の自分を優しく丁寧に受け入れてくださった主催者様とほかの参加者の皆様、そして調整を手伝ってくださったおせばす様、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました!!!またいつか、機会を見つけて是非参加してみたいと思います!
ヤナトイナイト、とっても楽しいイベントなので自分のように初めての方も拘りのデッキと共に是非是非参加してみてください!次回は9月27日の開催予定ということです!
まさみ